独学オタクの社労士試験^^

ひとりぼっちは寂しいもんな

2021年社労士試験受験レポ

4月に勉強を始めて8月の試験を受けるかどうか迷うところではあったけれど、社労士試験は運要素が強いとのことで、とりあえず数打ったほうがいいかと思い受験することに。

受験料たっけぇ…15000円って…アイス100個買えるんだが…

科目の中でいろんな面で電子化が進んでいると学習しましたが、試験の申し込みは紙です。げんしてき。

 

受験地は大阪天満の天満研修センターというところでした。知らない場所ですね

駅を出るとすぐに会場案内の看板を持った人がいました。

細い道を行くと、社労士受験生の皆様が会場に向かって歩いているのが見えました。

みんなあの勉強をやってきた猛者たちなのだ…という謎の高まりもほどほどに、私はと言えば朝から緊張のためなのか?泣きそうな気持ちでいましたwメンタルがとうふなのです。

 

どんな人が受けているんだろうと周りを見渡すと、意外と年配の方や主婦のような方が多いように感じました。みんなヨユーそうに見えます。

私も泣きたい気持ちを抑えヨユーを装い試験場にin。「なるほどくん、社労士はね、ピンチの時ほどふてぶてしく笑うものなのよ。」って千尋さんも言ってた。

 

着席。椅子と机の間の隙間が狭くて太腿がちょっと圧迫される。狭いです!それとも私の脚が太いんですか!?

 

試験監督の方の滑舌がだいぶ怪しく、いいかんじに緊張をほぐしてくれました。「ウェアラブル端末」とかだいぶ怪しかった。

 

さて、まずは選択式です。

初対戦での所感は、「テキスト読みが効いてるんでは」という感じ。

答えをズバリ覚えていなくても、「そんな文章は読んだ覚えがない」的な感覚で何問か正解できる。

選択式に関しては独学者のほうが強いのでは。初めの何もわからない状態から、テキストを読むことだけがたよりの独学者。

予備校資料はハナから全部わかりやすく説明してくれますが、独学者にはそれがない。理解したいと願いながら読んだテキストが、助けになってくれます。

どこが重要かわからないまま読むので、細かい部分も意外と覚えていたりします。強いです。

労一のような問題が出ても焦りません。何が出るかなんて示されず広い海の中を泳いだ独学者には予想外なんてありません。「囚われていない」。それが独学者の強みだと思います。(突然の独学推し)

労一の助成金の名前は間違えはしましたが、奇問ではなく、世相を反映した良問ですらあると思います。社労士に求められる知識を確かに問うていて、当然勉強しておくべき内容だったなと。

 

選択式をまあまあの手応えで終え、

次は択一式です。

独学者は選択式には強いが択一式には弱いような気がします。要点を示されて勉強する予備校生と、大海を泳ぐ独学者。効率という壁がどうしてもあります。

さて、個人的な所感としては「法改正のところ、思ったよりいっぱい出るなー」という感じ。

こんなに出ると思ってなかったので、少し手薄な部分がありました。

法改正は少し具体的なところまで押さえたほうがいいなと思いました。今年だとパワハラの「中」「強」の問題とか。

次に生かします。

 

健康保険法あたりで集中力が切れかけます。

厚生年金、国民年金と文章が長い問題が続き、「もう読むの嫌だ!てきとうにマークして終わりたい!つかれた!」という感情になりましたがこれまでの勉強時間を思い「もったいないぞ」とぐっとこらえて丁寧に読むを心がけました。

 

試験終了。やり切りました。

帰路ではもはや合格か否かは大したことじゃないという思いでした。ばかな自分が今日までこんなに勉強できたことに対する自分へのリスペクト、「勉強も十分じゃないしもう逃げたい」と思いながらも逃げずに受験した達成感でいっぱいでした。

 

予備校の解答速報が上がり、自己採点。

選択28点(労一2点)、択一35点で

合格には至りませんでした。

しかし味わった達成感が悲しみよりも大きくて、悲しくはありませんでしたwむしろよく出来たな!という気持ちでした。

 

来年受験するかはわかりませんがこのワクワク、来年もあってもいいなと思うのです。